紫陽花

皇居ランをすると,外周を取り巻く木々や花々の変化によって,四季の移り変わりを感じます。

今日,目に留まったのは,紫陽花。

小さくなって散りゆくサツキに変わって,

あちらこちらで紫陽花が,かわいらしい花を咲かせて,瑞々しい青や紫に輝いていました。

紫陽花を楽しみつつも,梅雨の訪れを知らされ,清々しい風薫る季節に,後ろ髪をひかれる思いでした。

黙秘権を行使するには

東京弁護士会主催の刑事弁護の研修に参加しました。テーマは接見です。

身柄を拘束された被疑者や被告人は,捜査機関による取調べを受けます。

否認事件等,取調べに対して黙秘することが,有効な防御方法となるケースがあります。

このとき,弁護人が被疑者らに,

「あなたには黙秘権が保証されているので,黙秘権を行使してください。」とか,

「捜査官に質問されても,何も答えないでください。」

などと説明をしても,いざ実行するとなると,簡単にはいきません。

敵陣である密室で,取調べのプロである捜査官に,何時間も,あれやこれや質問されて,ひたすら緘黙するのです。

留置場に何日も拘束され,外界から遮断され,毎日,厳しい取調べを受けていると,誰もが心身ともに疲弊していきます。

弁護人として黙秘権を行使するよう勧めるのであれば,

「取調べ室に入ったら,一言も話さない。最初の挨拶もしない。」

「体調は? 等の世間話にも一切応じない。」

「椅子に座ったら,両手を拳にして,両ひざの上に置く。」

などの,具体的な行動まで提示することが大切である,と学びました。

たしかに,民事事件と同様,依頼人が求めているのは,実行可能な具体的なアドバイスですよね。

うっかり答えてしまわないよう,「捜査官の話を聞かないで,別のことを考える。」という方法も有効かも。

「明日,また来ますね。」など,次回の接見日を具体的に伝えれば,明日までなら何とか持ち堪えられるかも。

いろいろと工夫できそうです。

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事故と症状との因果関係

ジョギングの影響なのか,負傷したヒザではなくて,足の甲に違和感が出てきました。

交通事故で頸椎を捻挫した方には,事故から何日か経った後,肩や背中等にも痛みが出てくることが,少なくありません。

これは,

首の靭帯や筋肉を傷める→身体を庇って本来の動作を避けようとする→首の関節可動域が狭まる→関節や筋肉が緊張して固まる→骨の歪みが生じる→肩,腕,頭,背中等にも痛みが生じる

などと説明されたりします。

こんな話を思い出し,私も,ヒザを庇って無理な態勢で走ったから,甲に異常が出たのかな,などと考えました。

身体症状についての因果関係の立証には,いつも苦労します。

ジョギング再開

気持ちの良い季節になったし,GWだし,プールに続いて,ジョギングを再開しました。

最初は,恐る恐るゆっくりと。転ばないように,ちょっとした段差にも気を付けながら。

一度ケガをすると,慎重になりますね。

いつものコースは皇居外周の約5キロですが,半分くらいの距離で,ヒザに違和感が出てきました。

ムリしないように自重して,残りはお散歩にしました。

久しぶりに走ってみると,身体の重みを実感します。

身体を動かすと,脳内に何か良い物質がでるのか,不思議と前向きな気分になります。

は~,気持ちよかった。