歓迎会

今日は、東京駅法律事務所の歓迎会がありました。

新卒スタッフ5名、中途スタッフ1名を迎え、また事務所が一層活気づいています。

 

新卒スタッフの方とは、内定者研修の段階から懇親会などもあり、だいぶ打ち解けている印象です。

中途スタッフの方も、徐々に仕事を通じて打ち解けてきており、やはり職場の雰囲気の良さは非常に重要だと感じます。

 

人生の大半を過ごす職場の雰囲気が良くないことを想像すると、それだけで悲劇ですが、そういう職場の方がもしかすると大半なのかもしれません。

 

やはり、良い仲間を探して、そして、入ってきてもらう、ということは改めて非常に大切なことだな、と感じます。

きちんと相手のメッセージを受け取れて、それに対応したメッセージを発することができる、コミュニケーションができる、という方が集まると、自然と似たものを求めている、良い仲間に出会えるのだと思います。

採用難のこの時代に、新たな素敵なスタッフと仕事ができて、幸せなことですね。

 

そろそろ入社から1か月経ち、これからどんどん成長していくことを考えると、非常に楽しみです。

 

また、今までお世話になったスタッフさんが遠方に行かれるとのことで、残念ではありますが、新天地でのご活躍をお祈りしています:)

さくら接骨師会セミナー②

今日は、さくら接骨師会セミナーに行ってきました。

今年第2弾のセミナーでしたが、前回いらした先生方も今回いらした先生方も、新たな発見や気づきなどを持ち帰っていただけたのではないかと思います。

 

田中先生はじめ、毎回ご準備いただく先生方、スタッフの皆様には、感謝です。

 

直接お話しさせていただいた先生方も、さっそくご相談やご依頼等、ありがとうございます。

前回よりも、ご質問にいらっしゃった先生が多く、非常にうれしいです。

 

女性の弁護士がいなかったのでぜひ相談したい、これまで頼んでいたところからぜひ切り替えたいなど、ありがたいお言葉を複数いただいております。

 

また、今回だけでなく多く聞くのが、相手方とのやりとりがうまくいっていないケースの相談です。

意思疎通が難しいケースや、きちんと理解せずに話が進んでいるケースなどもあり、治療後でのご相談ではどうにもならないこともありますので、不安を感じたら、早めにご一報いただけると、あらかじめ手を打てることもあります。

 

治療中は、先生方との連携を取りながら患者さんの不安と痛みを一緒に取り除いてあげる共感と技術、治療後は、できる限り早く解決まで導くことが、求められています。

 

この両方を得意とする弁護士は必ずしも多くないですが、弁護士法人心では、これが実現できるよう、交通事故チーム、後遺障害チームなどを作り、体制を整えています。

 

これからも、より一層、安心して大切な患者さんをお任せできる体制を整えてまいりたいと思います。

 

 

旧友とランチ

今日は、中学・高校の同級生と、久しぶりにランチをしてきました。

気付けば、3人とも東京都内の近所に一人暮らしをしていて、いつの間にか大人な感じになってしまったなあ、としみじみします。

 

たまたま、別の中学・高校の同級生とも最近ランチをしていて、そのうち2人が医師ということもあり、専門は異なるものの非常に面白い話も聞けました。

 

刑事事件を扱っていたり、交通事故を扱っていても頭部外傷による脳損傷で神経症状のある方とお会いしたりなど、精神的な症状等がある方については、我々弁護士も日常的に関わることがあります。

 

特に、高次脳機能障害などは、医学的にも最近明らかになったことも多い分野で、見解の相違などもあるため、難しいです。

しかし、弁護士もそうした医学的な見解や対立等を理解していないと、後遺障害の認定やそれを見越した準備、その後の示談交渉や裁判手続等を的確に行うことはできません。

日々進化している新しい分野だからこそ、直接の法律的な分野ではありませんが、日々研鑽が必要だと感じます。

また、立証が難しい分野だからこそ、初期の医療記録や検査等が非常に重要であることを、医学的にももっと周知されればなお被害者の方のためになっていくものだと感じます。

 

 

日弁連交通事故相談センターと交通事故紛争処理センター

日弁連交通事故相談センターと交通事故紛争処理センター

これまで、自分で保険会社との示談をやっていて相談にいらっしゃった方は、比較的紛争処理センターを利用している方が多かったように思いますが、今日は、日弁連交通事故相談センターですでに示談あっせんを受けた交通事故被害者の遺族の方が相談にいらっしゃいました。

そこで、日弁連交通事故相談センターと交通事故紛争処理センターについてです。

 

いずれも、利用料等は無料で、交通事故に関する相談を受け付け、被害者と保険会社との間で示談あっせんを行っているという点で、共通しています。

 

一方、相談弁護士の受任可能性と、示談あっせん後の手続などに、若干の違いがあります。

日弁連交通事故相談センターは、被害者から相談を受けた弁護士が直接その事件を受任、担当することが可能ですが、交通事故紛争処理センターでは、相談担当弁護士は直接受任できず、あくまで第三者的な立場で示談あっせんを行っています。

 

また、いずれの機関でも、示談あっせん案に双方合意とならない場合、審査手続を行うことができます。

審査後、被害者が審査結果に同意するかはいずれの機関でも自由ですが、紛争処理センターでは被害者(申立人)が審査結果に同意する以上、加害者(保険会社等)側もそれに拘束されますが、日弁連交通事故相談センターでは加害者(保険会社等)側は審査結果を尊重する義務しか負っていません。

 

このように、機関の立場的な違いや、拘束力の違いなどがあるほか、利用の時期や争点などによっては、どちらを利用した方がいいか、できるのかなど、検討を要する場合もあります。

 

いずれにしても、交通事故被害に関しては無料相談を受けている弁護士も多いですので、交通事故に詳しい弁護士に見通し等を相談することをお勧めします。

弁護士法人心東京駅法律事務所の交通事故に関するサイトはこちら

当番弁護士制度

今日は、当番弁護の当番日だったので、当番弁護士制度についてです。

当番弁護士制度は、刑事事件で逮捕された被疑者のために、日弁連が設けた制度です。

これと似た制度に、国選弁護人の制度がありますが、国選弁護人制度は、現状、勾留(身柄拘束)が要件となっています。

他方、当番弁護士制度を使うと、逮捕直後から勾留請求までの原則面会の許されない期間に、無料で弁護士を呼んで相談することができます。

特に要件などはなく、逮捕後、1事件につき1回、当番の弁護士を呼ぶことが可能です。

逮捕直後の何もわからない状況だからこそ、今後の見通しや流れ、初回の取調べでの対応の仕方、被疑者に与えられている権利などの説明を、きちんと被疑者の味方である弁護士から聞いておくことをお勧めします。

また、逮捕後勾留請求前は、通常面会が許されないため、当番弁護士を通して家族への連絡や職場との調整を図ることも可能です。

当番弁護士にその後の弁護活動も依頼したい場合には、その場で弁護人に選任することも可能です。

この場合、原則として私選での選任となりますが、一定の資力以下であれば、被疑者援助制度などを利用することもできます。

早期に弁護人を選任することで、犯罪の内容や状況によっては、身柄の解放が早まったり、その後の起訴不起訴の判断に影響を及ぼしたりします。

逮捕直後の、自分がどのような状況に置かれているのか、この先どのような手続や流れになるのか、取調べ等にはどう対応したらいいのか、家族や職場の連絡はどうしたらいいのか、といった不安に無料で答えてくれる制度ですので、まずは呼んでみることをお勧めします。

もし、当番弁護士がいまいちであれば、勾留請求後に国選弁護人を選任したり、当番弁護士とは別で私選弁護人を選任することもできますので、当番弁護士を呼んで考えてみるのもよいかもしれません。