不倫の慰謝料の請求について弁護士に依頼すべきタイミング

配偶者が不倫をしていた場合、夫婦のもう一方はその不倫相手に対し、不倫を行ったことに対する慰謝料を請求することができます。

また、上記のように不倫相手に慰謝料を請求できるだけでなく、不倫を行った配偶者（自分の配偶者）に対しても慰謝料を請求することができます。

不倫による慰謝料を請求する場合には、ご自身または親族間だけで解決を目指すのではなく、弁護士に依頼することをおすすめいたします。

弁護士に不倫の慰謝料請求を依頼する最大のメリットは、事案に応じた適正な金額の慰謝料を獲得できるという点です。

配偶者の不倫によって負う精神的損害は人によってそれぞれですし、個々の不倫の内容によっても、その賠償額は変わります。

もっとも、裁判の場合は、慰謝料の額にはある程度の相場があり、それを目安にしつつ、事案の悪質性等の細かな具体的事情を総合的に考慮して決定されるのが一般的です。

インターネットで検索すると、「不倫の場合の慰謝料の相場は～円程度です」といった記事がたくさん出てきますが、それらはかなりおおざっぱな記載が多く、弁護士の目から見ると参考にはならないものも少なくありません。

そのようなインターネットの記載をうのみにして、「自分のケースではこの程度しか請求できないのか」と思い込み、本来の金額よりずっと低い額で合意してしまったり、「これくらいの金額は認められるはずだ」と高すぎる請求をしたことにより話し合いが泥沼化し、まとまるものもまとまらなくなってしまったりといった事態は、なるべく避けたいものです。

弁護士に依頼することで、この事案での相場はどのくらいなのか、どの点が慰謝料増額事由なのか、どうすれば早期に慰謝料を払わせることができるかなど、適切な金額を早期に支払わせるための交渉を期待できます。

弁護士へのご相談やご依頼は、早ければ早いほどよいといえます。

なぜなら、早期にご相談いただいていれば、こちらに有利な証拠は何かを検討したうえで早めの証拠保全が可能ですし、相手が動くより前に対策を取ることで、こちらのペースで話を進めることができるようになるからです。

また、当事者同士での話し合いが長引くと、損得ではなく感情論が大きくなってしまうので、弁護士が介入したとしても解決までの時間が長期化してしまうことも多くあります。

当法人では、依頼者の方の気持ちに寄り添うことを第一に、最善の解決方法をご提案させていただきます。

不倫に対する慰謝料の請求をお考えの方は、当法人までご相談ください。