離婚

離婚について弁護士に相談すべきタイミングはいつなのでしょうか。

もし、あなたが離婚をしたいと考えているのであれば、できる限り早く弁護士に相談すべきです。

その理由について、以下で説明いたします。

離婚をするのにあたって、後になって「こんなはずじゃなかった」ということがないように、離婚事件に精通している弁護士に相談をして、離婚についての正確な知識を得ておくことをおすすめします。

正確な知識があれば、離婚をするうえで何をすればいいのか、問題なく離婚することができるのか、離婚をする前にしておいた方が良いことは何か、本当に離婚をした方がよいのか、離婚の手続きはどのように進んでいくのか、離婚の支障になりそうなことはないか、子どもについてはどうなるのか、財産についてはどうなるのか、借金についてはどうなるのか、離婚した後のことについてはどうなるのか等、離婚に関わって生じる様々な不安について解消することができる可能性が高いといえます。

今後の方針をどうするのかを決め、可能なうちに必要な証拠を収集・確保しておくためにも、弁護士に早めに相談しておくことが重要です。

弁護士に相談をしてしまうと、当事者だけの問題ではなく、事が大きくなり過ぎてしまうのではないかと悩み、相談をためらってしまう方も多くいらっしゃいます。

しかし、弁護士に相談することと弁護士に依頼することはまったく別のことです。

弁護士に相談したからといって、今後離婚に関する一切を弁護士に任せなければいけないということはありません。

まずは相談をして、その上で良く考えてから離婚をするかどうか決め、どうしても先に進めなくなったときに依頼をするということも可能です。

ですので、離婚をしようかどうか悩んでいる段階の方でも、離婚をする場合に不利にならないように、弁護士に相談をして話だけ聞いておくというのも一つの手です。

東京で離婚をお考えの方、離婚について悩まれている方は、当法人までお気軽にご相談ください。

まずは、離婚の相談をすることができる弁護士を探す必要があります。

探す方法は、知り合いによる紹介、お住まいの地域の弁護士会による紹介、インターネットによる検索などがあります。

近年では離婚を重点的に取り扱っている法律事務所もありますので、インターネットで検索することをおすすめします。

相談料は事務所によって異なりますが、初回相談等を無料としている事務所もありますので、Ｗｅｂサイト等で事前に確認するとよいでしょう。

離婚の相談ができる事務所が見つかったら、連絡をして、相談の予約をします。

連絡の方法は、電話またはメールが一般的です。

当法人では、フリーダイヤルへの電話とメールにて、ご相談のご予約を受け付けております。

ご連絡いただきましたら、相談者の方と離婚したい相手のお名前、お住まいの地域、ご職業、ご相談をされるに至った経緯等を、差し支えない範囲でお伺いいたます。

なお、相談者の方と離婚したい相手のお名前につきましては、利益相反等の確認のために必要になります。

その後、ご相談いただくことが可能な内容である場合、具体的な面談日時等を予約していただきます。

離婚を考えるに至るご事情は、相談者の方によってそれぞれ異なりますが、一般的には、次の資料等をご用意いただくと、当日のご相談がスムーズに進み、かつ弁護士からも効果的なアドバイスを受けられます。

• ・今までの経緯のメモ
• ・離婚したい相手の収入に関する資料（給与明細書、源泉徴収票、確定申告書、課税証明書等）のコピー
• ・ご夫婦のどちらかがご自宅等の不動産を所有している場合、またはご夫婦で共有している場合は、不動産の権利証（登記識別情報）や不動産登記簿のコピー
• ・その他の証拠等（離婚したい相手の不貞の写真、メールやＬＩＮＥメッセージのコピーなど）

相談当日になりましたら、事務所等で弁護士に離婚の相談をしていただきます。

離婚のご相談を考えるに至る背景には、ご相談者の方の様々な想いがあるかと思います。

想いやお考えとともに、できる限りで構いませんので、今までの経緯等について、客観的な事実を、資料等に基づいてお話しいただけますと、弁護士も効果的なアドバイス等をすることができ、貴重なお時間を有意義なものにすることができます。