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弁護士法人心 東京法律事務所

弁護士に話した内容が漏れることはありませんか?

  • 文責:所長 弁護士 石井浩一
  • 最終更新日:2022年11月7日

1 弁護士には守秘義務がある

弁護士は守秘義務を負っているため、弁護士が職務を行う上で知り得た秘密を他に漏らすと罰せられることになります。

弁護士に話した内容が漏れることがあるのかと不安に思っておられる方もいらっしゃるかと思いますが、守秘義務がありますので、安心してすべての情報を話してください。

逆に、情報を細かくお伝えいただかないと、適切な助言を行うことができなくなることにもなりかねませんので、相談者・依頼者の側でも弁護士に対しては秘密にすることなく、すべての情報を開示することが大切です。

2 守秘義務はいつまで続くのか

その弁護士が別の法律事務所に移っていたり、弁護士自体を辞めてしまったりするということも当然ありますが、弁護士の守秘義務は事務所が変わっていても続きますし、弁護士を辞めていても続きます。

また、依頼の途中で弁護士との契約を解約していたり、相談だけでそもそも契約していなかったりする場合であっても、守秘義務はあります。

まれに、法律相談に来られた方で、「今回の相談についての自分に関するすべての情報を抹消しておいてほしい」ということをおっしゃられる方がいますが、弁護士は利益相反を避けるために依頼を受けた事件だけでなく相談も含めてすべての記録を残しているはずですので、相談に関する記録自体を消すというお願いには応じかねると思います。

ですが、上記のとおり相談だけ受けた場合であっても守秘義務は発生しますので、弁護士側からその秘密が漏れるということはないと安心していただければと思います。

3 守秘義務があるせいで逆に円滑に進みにくいこともある?

守秘義務があるために、依頼者の方からすれば不便に思われることもあり得ます。

しばしばあるのが、依頼者の方の親など親族の方から急に法律事務所にご連絡をいただく場合です。

事前に依頼者本人からその親族に対して依頼内容についての話をしてもいいという許可をいただいていればいいのですが、そうでない場合は親族の方からご質問等を受けても回答することができません。

依頼者本人に時間がない等の理由で代わりに親族の方から連絡をいただいても、このような次第で対応できかねることになりますので、もし本人以外が弁護士と連絡する可能性がある場合には、事前に弁護士にその旨を伝えておく必要があります。

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