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むちうちは後遺障害の認定を受けるのが難しいのですか?

  • 文責:所長 弁護士 石井浩一
  • 最終更新日:2023年6月16日

申請に対する認定の割合が低いのは事実ですが、以下に述べるとおり、認定を得るための工夫をすることが考えられます。

1 むちうちの後遺障害申請に対し、認定される割合が低いこと

後遺障害の申請の中で、むちうち(頸椎捻挫・腰椎捻挫といった診断がされるもの)による痛みが残ったことを理由とする申請が最も多いのですが、申請される数に比べ、後遺障害が認定される割合は低いのが実情です。

認定のための基準について、公開されているものではないため、正確な理由は不明ですが、認定される数が少ない理由として、以下の理由が考えられます。

⑴ 後遺障害認定の対象となる「痛み」について、画像などの客観的な検査方法がないこと。

⑵ 現時点のみならず、将来にわたって痛みが残ることが後遺障害として認定されるための要件であるところ、現在の知見では「将来にわたって痛みが残るかどうか」の判断について、明確な指針がないこと。

2 認定の傾向について

上記のとおり、認定のための基準は明らかにされていないのですが、事故の態様について、軽微な事故よりも、車両の損傷が激しいなどの身体に強い衝撃が加わったことが認められる事故の方が、後遺障害が認定されやすい傾向があります。

また、事故日から症状固定日、さらにはその後の受診においても、痛みが継続している場合、「将来にわたり痛みが継続する」ものとして、認定されることがあります。

最初の後遺障害申請では、後遺障害に該当されないとされたことに対し、症状固定日の後も痛みが継続し受診を継続していることを立証した結果、後遺障害が認定されることがあります。

3 後遺障害が認定されるための対策

上記の傾向によれば、後遺障害の申請に際し、車両の破損状況を明らかにするため、修理前の車両の写真や修理見積を提出することが考えられます。

後遺障害が認定されなかったことに対し、異議申立てをすることができますが、このときに、医療記録を取り寄せ、痛みが継続していることを立証することが考えられます。

4 まとめ

むちうちによる後遺障害を認めてもらうためには、上記のとおり、認定に必要な資料の収集が必要となる場合があります。

このようなときは、専門家である弁護士にご相談ください。

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