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預貯金の名義変更に関するQ&A

  • 文責:所長 弁護士 石井浩一
  • 最終更新日:2022年8月3日

預貯金の名義変更はどのように行いますか?

銀行に、相続専用の書類があるので、銀行からもらった書類を、戸籍などの必要書類と一緒に提出すると、名義変更ができます。

書類の貰い方や、必要書類の提出方法は、銀行ごとに異なります。

預貯金の名義変更の流れを教えてください

銀行での相続手続は、銀行ごとに異なるため、詳しくは銀行の窓口やホームページで確認する必要がありますが、基本的な流れは以下のようになります。

① 銀行に、口座の持主が死亡したことの連絡をする。

② 戸籍などの必要書類を集める。

③ 銀行から書類をもらう。

④ 銀行の窓口などに必要書類を提出する。

⑤ 名義変更手続きの完了。

預貯金の名義変更に必要な書類はなんですか?

預貯金の名義変更に必要な書類の一覧は、次のとおりです。

(銀行ごとに必要な書類は異なってきます。)

①相続手続依頼書(銀行ごとに名前が異なります)

②被相続人の出生から死亡までの戸籍謄本

相続人全員の戸籍謄本

(法定相続情報一覧図がある場合は、不要になります。)

③遺産分割協議書

相続人全員の印鑑登録証明書

(遺言書がある場合は、不要になります。)

④手続する相続人の印鑑登録証明書

⑤手続する相続人の身分証明書

預貯金の名義変更には、どれくらいの時間がかかりますか?

名義変更には、だいたい1~2か月ほどかかります。

もっとも、これは、必要書類が全て手元にある前提で、スムーズに手続を行った場合の目安です。

大量の戸籍謄本を収集しなければならない場合や、他の相続人と遺産分割協議を行う必要がある場合などは、その分だけ追加で時間はかかってしまいます。

預貯金の名義変更に税金はかかりますか?

故人の預貯金の名義を相続人の名義にする場合は、相続税の課税対象となります。

名義を変更するか、預金を解約して現金で受け取るかで、税金の金額は変わりません。

一方で、存命中に預貯金の名義を別の人に変える場合などは、贈与税がかかりますので、その点は注意が必要です。

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