東京で弁護士をお探しなら【弁護士法人心 東京法律事務所】まで

弁護士法人心 東京法律事務所

自己破産したのですが、その後でローンを組むことはできますか?

  • 文責:所長 弁護士 石井浩一
  • 最終更新日:2023年5月26日

1 自己破産したらローンを組めるのか

債務整理をした後で再度ローンを組めるようになるのかを気にされる方もいるかと思います。

身近なところでいえば携帯電話の割賦払いもローンにあたります。

他方で、住宅ローン等は、人生設計に影響し得るような大きな話だといえます。

ローンの審査は、まず信用情報機関に登録されている情報を確認して、貸付けを行っても問題ないかどうかを判断するという流れで行われます。

ですので、自己破産した後にローンを組めるかどうかは、まずは信用情報機関に登録されている期間の問題になるということができます。

2 信用情報に登録されている期間

信用情報機関ごとに違いがあるため、やや幅のある言い方になりますが、自己破産をしてから5年~10年程度は信用情報機関に登録されます。

そのため、この期間中はローンを組むことは難しいといえますが、この期間を経過すれば、自己破産をしていてもローンを組める可能性は高いです。

3 クレジットカードの審査が通るようになれば住宅ローンも組める?

クレジットカードの審査が通るようになっていれば、一定程度信用が回復した状態にあるといえるかと思いますので、住宅ローンに通る可能性もあると考えられます。

しかし、当然住宅ローンは金額が多額ですので、クレジットカードの審査よりも判断が厳しいことも予想されます。

また、住宅ローンの貸出条件は人によって異なってきますので、融資はするけれども金利等の条件が比較的厳しくなる、などの可能性もあり得るかもしれません。

4 弁護士に相談

上述のとおり、自己破産をしても将来的にローンを組むことができる可能性は高いです。

そして、借入れができるかどうかは、基本的に自己破産をしてからどのくらいの期間が経過しているのかがポイントになってきます。

将来的にローンを組むことを考えておられるのであれば、早い段階で自己破産手続を行う方がよいでしょう。

  • 電話法律相談へ
  • 選ばれる理由へ
  • 業務内容へ

弁護士紹介へ

スタッフ紹介へ