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交通事故の慰謝料増額について弁護士に依頼

  • 文責:所長 弁護士 石井浩一
  • 最終更新日:2022年8月10日

1 慰謝料とは

慰謝料とは、交通事故に遭ったことで受けた精神的苦痛に対する補償のことをいいます。

交通事故の被害者は、加害者に対して、慰謝料を含む損害賠償を請求をすることができます。

2 慰謝料の計算基準

慰謝料の計算基準には、自賠責基準、任意保険基準、裁判基準の3つがあります。

最も高額な基準は、裁判基準です。

3 慰謝料が増額されるケース

慰謝料を含む損害賠償請求の賠償金は、通常加害者が加入する保険会社から支払われます。

注意していただきたいのは、保険会社は加害者側の立場であるため、被害者側へ支払う賠償金額を低額に抑えようという方向に働くことは無理もないということです。

保険会社から提案される慰謝料の金額は、自賠責基準や任意保険基準に基づくものであって、裁判基準と比較すると低額であることが多いです。

保険会社から低額の提案がなされるケースでは、裁判基準を用いることで慰謝料を増額することができます。

4 慰謝料の増額交渉で重要なポイント

慰謝料増額を交渉する際に重要なことは、どのような形で主張・立証をすれば保険会社が支払いに応じるかを熟知していることです。

言いたいことを言うだけでは、保険会社に支払いをさせることは難しく、支払いに応じざるを得ないような主張をすることが大切です。

5 交通事故の慰謝料増額について弁護士に依頼するメリット

慰謝料の金額は、裁判基準が最も高額になることは上記のとおりであり、当然裁判基準で請求したいところですが、弁護士でない方が裁判基準での賠償金額を獲得することは非常に難しい傾向にあります。

そのため、裁判基準での慰謝料の獲得を目指す場合には、弁護士に相談をするべきでしょう。

また、弁護士に依頼をすることで、交渉自体がスムーズに進むだけでなく、被害者の方が窓口としての不要な負担を負わなくて済むというメリットもあります。

当法人では、慰謝料増額のポイントを熟知している経験豊富な弁護士が対応させていただきますので、お困りの際にはお気軽にご相談ください。

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交通事故で慰謝料の増額がされやすいケース

1 慰謝料の増額

保険会社が提示してくる慰謝料は,一般的には低額な計算基準により計算されることが多いです。

そのため,弁護士に依頼して慰謝料額を交渉した場合,当初の提示額よりも慰謝料が増額されることが多いです。

では,どのような場合に増額されるのでしょうか。

2 重傷事故の場合

最終的にはケースバイケースということになってきますが,増額される可能性が高いケースとして,骨折などの重症を負っている場合が挙げられます。

保険会社は怪我の程度を考慮せず,入通院期間だけで単純に計算していることがあるため,重傷を負っている場合には増額されることが多いです。

この場合は,増額される幅も大きくなりやすいです。

特に,後遺障害が認定されるような場合には増額幅が大きくなりやすいです。

3 無過失の事故の場合

次に,自身に過失のない事故である場合も増額されることが多いです。

保険会社が提示する金額は,こちらに過失がある場合でも,その過失分を控除していない場合があります(自賠責基準)。

弁護士に依頼し,いわゆる弁護士基準で慰謝料を請求するとなると,過失分は控除されることになるので,仮に,慰謝料額が増えたとしても総損害額から過失分が控除される結果,支払われる額が変わらないということがありえます。

無過失事故の場合には過失分が控除されることがありませんので,慰謝料が増額されるケースが多いです。

4 弁護士へ相談

以上はあくまで傾向の話ですので,実際に増額が期待できるかどうか,どれだけ増額できるかについては,弁護士に相談していただければと思います。

弁護士法人心 東京法律事務所では交通事故の相談に力を入れておりますので,是非お気軽にご相談ください。