2025年10月も下旬になってしまいました。
年末が見えてきましたね。
東京は寒さを感じるようになってきました。
急に秋になりましたね。。
前回は、土地の評価について書きましたが、今回は、土地の評価に絡んだ役所調査について書いてみようと思います。
相続に関する事件や相続税申告における土地の評価をする際に、名寄帳、登記簿謄本、公図(地図)、地積測量図等を取得して土地の調査を行うのですが、それらの資料だけでは対象の土地に接している道路がどのような道路なのか(建築基準法上の道路なのか、建築基準法外なのか等)が分からない場合があります。
路線価は、国税庁のホームページを見れば、路線価地域か倍率地域化は分かるのですが、路線価がついていても建築基準法外の道路の場合もあるため、対象の土地に接している道路の幅員が狭い場合の判断に困ることがあります。
そのような場合は、対象の土地がある役所に行って、その土地が接している道路の種別、幅員、公有地かどうか、所有者がだれか(東京都か区か)、区画整理されているかどうかなどを確認します。
役所の道路調査課や土木管理課といった窓口で、モニターを見ながら質問等をしていきます。
役所の方は非常に詳しいのですが、こちらの質問が曖昧だと正確な回答を得られないことがあるので、事前に質問を準備していくと非常に有益なやり取りができると感じます。
初めて役所調査に行ったときは、かなりびびりながら質問をした記憶があります。
何度か役所調査を繰り返すうちに、役所の方の回答を踏まえて、次の質問が自然に出るようになってきたように思います。
もし役所調査に行かれる場合は、事前準備と積極的に質問するというマインドセットで臨むとよいと思います。