先日、当法人に、株式会社武蔵野の小山社長が来訪されました。
私の所属する東京法律事務所のメンバーはオンラインでの参加でしたが、全従業員で大変貴重なお話を伺うことができました。
お話の中でもっとも印象に残ったのは、見える化についてです。
見せていただいた資料では、誰がいつどのような仕事をして、いつ空いているか、
やるべき研修についても誰が受けていて誰が受けていないか、などあらゆるものが見える化されていました。
見える化することで、どこに何が足りないかがわかるようになり、何をしたらより効果がでるかもわかるようになり、
より業務が効率化すると感じました。
従業員にとってはシビアな一面もあるのでしょうが、見える化することでやるべきことがさらに見えてくるのは
間違いないと思います。
また、内部の業務だけでなく、対外的にも同様のことが言えます。
小山社長が例に挙げていた、パンフレットを配るにしても、何部持って行って何部配って、
そのうち受け取ったのは何歳ぐらいの男性なのか女性なのか、そうしたデータをひとつひとつとって、
解析しなければ何も得られないというのは印象的でした。
時に、こうしたデータは担当者が分担されていることで一つに集まらなかったり、
データとして存在していても適切に分析されていなかったりすることが多くあります。
流れがどんどん早くなる今後の時代において、会社がやるべきこと、従業員がやるべきことは、
非常にたくさんあると感じました。
まずは、今あるものを把握しないことには、改善も図れない、というのは間違いなさそうです。