住宅を所有している人が債務整理を行う場合、個人再生を検討することが多いかと思いますが、住宅ローンの残高がすでに少なくなっているケースや不動産価値が高いケース(東京都内の不動産だとこれに当てはまることが多いです)だと、任意売却で解決できることがあります。
任意売却というのは、要するに住宅を売却し、その売却金で住宅ローンの残りやその他の債務も返済してしまうという方法です。
任意売却のメリットは、高値で売却することができればローンを返済してもなお手元に資金が残る可能性があり、生活の再建を行いやすいということが挙げられます。
また、心理的な面では「債務整理をしなくて済む」ということもメリットになるかもしれません。
個人再生を行うと基本的には住宅を残しつつ、その他の借金を減額することができます。
しかし、不動産価値>住宅ローンの残額となっている場合は、清算価値の問題でその他の借金があまり減らないということもありえます。
住宅を残すことができるというのが最大のメリットになるでしょうが、3~5年間きちんと返済していくことができるのかという問題が残ります。
一生に一度の買い物であることも多い住宅ですから、経済的な点だけで割り切れないことも多いと思います。
ただ、任意売却に対して必要以上に悪印象を持っている方も多いようなので、今一度冷静に検討してみてもよいかと思います。