私は学生時代から資格試験を受けるのが好きだったのですが,
どうやら今年に入るまでそれを忘れていたようで,
とある試験を受けたことで,自分の“資格好き”の性格を思い出しました。
何の肩書きも持っていない小学生・中学生の頃に,
漢検や英検に合格すると,さほどそれが難しくない級だったとしても
妙にうれしかったのを今でも覚えています。
弁護士という“資格”が必要な仕事に就くこととなったのも,
もしかしたら元来のこのような性格が影響した面があるのかもしれません。
そんなこんなで,今年から気になった資格試験を時折受けてみたりしているのですが,
興味深いのは,受験者の年齢層についてです。
仕事にも役に立つのだろうと思われる,ビジネス系の資格については
やはり大学生~20代くらいの若いサラリーマンが多いですが,
趣味の要素が強い資格については本当にまちまちです。
特に驚いたのは,高校レベルで習う内容が出題される資格試験でした。
私としては,(自分もそうだったのですが)昔学んだ知識を再度取り戻そうという方や
今まさにそれを学習している高校生が受けに来るのかなぁと思っていたのですが,
明らかに小学生と思われる受験生が多数いました。
中学受験で出題される範囲でもなさそうだったので,彼らは本当に好きで勉強しているのかもしれません。
いずれにしても,こうした様々な頑張っている方を見ると,こっちも負けないぞという気持ちになってきます。
弁護士業務の研鑽と並行することで,気分転換にもなっていい循環だなと感じています。