裁判について,よくある質問②

裁判に関して,「裁判期日では,毎回法廷で異議ありとか,やるんですか?」「相手方と論争するんですか?」と聞かれることがあります。

 

多くの方が持っている裁判のイメージは,法廷で厳格な雰囲気の中,相手方と口頭でやり取りをすることをイメージされるようです。

 

しかしながら実際には,交通事故の裁判の場合,証人尋問以外の期日は,弁論準備室といって,法廷ではない,小さな会議室のような場所で行われています。

 

また,主張のやり取りは原則として書面で行うので,口頭で主張を言い合うことはほとんどありません。

 

和解期日前等,話し合いを行う際も,裁判官と原告代理人,裁判官と被告代理人

と,裁判官と代理人のやり取りを中心に話し合いが行われています。

 

 

友人の結婚式

先週末は法科大学院時代の友人の結婚式に行ってきました。

法科大学院の頃の友人達と再会することができ,同窓会のようでした。

 

歳のせい(?)か,近年は涙もろくなってきてしまっています。

新婦の親への手紙の朗読の際には,うるっときてしまいました。

裁判について,よくある質問①

交通事故の裁判について,依頼者の方から「裁判になったら私も毎回裁判所に行かなくてはいけないのですか」と質問されることがよくあります。

交通事故の裁判において,弁護士だけでなく当事者本人が裁判所に行く必要があるのは,一般的には,「証人尋問」という手続きだけです。

そして,交通事故の裁判において,手続きが証人尋問まで進むことはかなり少ないのが実情です。

なぜなら,証人尋問の前に,裁判所から和解案が提示され,和解で解決となることが多いからです。

証人尋問前の和解率は,東京地方裁判所では実に70%を超えています。
上記の話をまとめますと,当事者が裁判所へ行く必要はないケースが多く,裁判所へ行くとしても尋問の1回程度

ということになります。

東京では桜が満開になりましたね。

気象庁の週間天気だと,一週間曇りや雨が続きそうで,

今年は花見のタイミングに苦慮しそうです・・。