大人になってからの方が勉強したくなる,という話

学生時代は“やれといわれたから”,“受験に必要だから”という消極的な理由で嫌々勉強していたけれども,

大人になって社会人になると急に勉強がしたくなる,なんて話はよく聞きますが,

私もまさしくそんな感じになってきている気がします。

 

“特定の分野を研究したい!”といった域にはまだ達していないのですが,

いろんなことを学んでみたいという知識欲が湧いてくる感覚があります。

以前ブログで書いた資格試験を受けたくなるという心境も同じところに端を発しているんだと思います。

 

私は大学が政治経済学部で,経済学を勉強していた(はず)のですが,

正直ほぼほぼ内容を覚えておらず,今となっては惜しいことをしたなという気持ちが強くあります。

そこで,少しずつではありますが,大学時代に学んだことについても復習していたりします。

どうしても経済数学がしっくりこないのは昔と変わっていませんが。笑

 

弁護士業務と関係ないことをあれこれ学んだところで仕事には役立たないのでは,という感も一見するとありますが,

不思議なもので,まったく別の分野に頭を使うと,普段の弁護士業務を俯瞰して見る感覚が生まれ,

精神的に余裕が出るように思います。

ずっと同じことをやっていると頭が凝り固まってしまうけれども,別のことを行うことで凝りがほぐれる感覚,といったところです。

ですので,今後も当面は色々な分野の知識をつまみ食いしたいなぁと考えています。

そして,あわよくば“もっとこれを知りたい!”と思えるものに巡り合えるといいなと感じています。