趣味というほどではないですが,私は時間のある日に,時折サイクリングに行くことがあります。
東京都内は近い距離に様々な建物,施設が所狭しと存在しているので,電車で行くとそれなりに時間がかかる場所でも,
案外自転車で行ける範囲内だったりすることが多い気がします。
ですので,何の気なしに自転車に乗り,ずーっと走っていると「気づいたらこんなところまで来れた!」という
自己満足が得られます。笑
ところで,弁護士になると車に乗るのが怖くなる・とても慎重になるという話があるのですが,
自転車についても同じことがいえると思います。
今では以前と比べてだいぶ周知されてきたかとは思いますが,やはり自転車保険に加入していない人はまだまだ相当数います。
しかし,普段道を歩いていても,自動車以上に接触の危険を感じるのが自転車だったりしないでしょうか。
もちろん,接触してもそこまで大きなけがにはなりづらいというのはあるかもしれませんが,
接触の可能性としては自動車と同等以上のものがあると思います。
特に,高齢の方などは自転車を素早く避けることが難しいうえに,自転車との事故でも重傷化することが少なくないので,大いに注意が必要でしょう。
万一自分や自分の子供が加害者となってしまったときに,非常に高額の賠償義務が発生するかもしれないという問題は,
自動車に乗る場合も自転車に乗る場合も同じですので,気軽に乗れるからといって,保険の有無に無頓着となるのは避けるべきです。
私も,弁護士になってからは自転車に乗るという行為にそれまで以上に重みを感じるようになっています。