交通事故で頭を強く打った場合の注意点

交通事故で頭を強く打ったときには、脳が損傷して、高次脳機能障害になることがあります。


高次脳機能障害になると、新しいことが覚えられない、すぐに忘れてしまう、集中力や記憶力が低下する、感情のコントロールができない、同時に2つ以上のことができなくなる、などの症状が生じます。


高次脳機能障害の怖いところは、ご自身や周囲が症状に気付きにくく、見逃されやすい点にあります。
少し話すだけでは違和感を感じにくいため、医師から見逃されてしまうことも少なくないです。

高次脳機能障害が見逃されると、早期に適切な治療が受けられないだけでなく、事故との因果関係が証明できなくなり、適切な賠償金を受け取れなくなってしまいます。

自賠責保険から高次脳機能障害との認定を受けるためには、少なくとも、画像上、交通事故で生じた脳損傷が認められる必要があります。

事故から期間が経過すると、仮に画像上、脳の損傷が認められたとしても、それが交通事故で生じたかどうかが判然とせず、事故との因果関係が否定される可能性もあります。

そのため、高次脳機能障害が疑われるときには、早急に病院に行き、CTやMRIで頭部の検査をしてもらうことをお勧めします。

また、高次脳機能障害は難易度が高いので、早いタイミングで弁護士に相談することもお勧めします。