代車のグレードですが、基本的には被害車両と同等のグレードの代車費用が支払われます。代車は被害車両の代わりとなるものなので、せっかくだから高級車を借りようとしても、その費用は支払われません。
また、被害車両が海外の高級車であるからといって、必ずしも高級車が代車として必要とされるわけではありません。裁判例の中には、海外高級車であるキャデラックが破損して国産高級車をレンタルした事案につき、初日3万円、2日目以降は日額2万円に限って代車料を認めたものがあります(東京地判平7・2・14交民集28巻1号188頁)。
ご自身にも過失がある場合には、ご自身の過失分の代車費用は自己負担となるので、注意が必要です。例えば、過失割合20:80で20万円の代車費用が掛かった場合、4万円が自己負担となります。
ご自身にも過失がある場合には、代車特約に加入しているのであれば、その特約を使った方が良い場合が多いです。代車特約は通常ノーカウントとされており、使用しても保険料は上がりませんし、ご自身の過失部分も含めて支払われます。
代車費用については、保険会社と揉めることが少なくないので、お困りの方は弁護士への相談をお勧めします。