睡眠時間

あっという間に今年も12月になり、インフルエンザが大流行しています。

一昨日、鼻づまりの症状が生じて、「もしや風邪!? まさかインフルエンザ!?」と、急いで薬局にいって、早めのパブロンを服用。

熱はなし。咳もなし。しかし、鼻づまりは止まらず。

折しも翌日は土曜日なので、「風邪をひく前に寝て治す」という信条に従い、10時間寝て起きたら、鼻がスッキリ。

睡眠パワーはすごいですね。

弁護士法人心では、いろいろな研修が開催されますが、先日の研修で、睡眠時間と仕事上のミスの関連性等の研究結果について報告がありました。

私は、欧米人に比べて短いといわれている日本人の平均睡眠時間にも達していないため、毎日8時間眠る生活にとても憧れています。

さて、鼻づまりも治ったし、今日の東京は暖かいので、皇居ランへ。

街のあちこちが、イルミネーションで、ピカピカキラキラです。

イチョウ並木は一斉に落葉して、歩道は黄金色の絨毯のようです。

滑らないように、気を付けて走ります。

気持ちよくゆっくり走っていると、お堀の淵の草むらから、私の目の前をタヌキ(←素人判断)が横切り、あわや接触寸前のヒヤリハット!

これが車同士の衝突であれば、基本過失割合2:8、相手は徐行なしだから修正して1:9などと余計なことを考えてしまうのでした。

以前アナグマ(←素人判断)とも遭遇したことがあり、皇居には、どれだけの動物が住み着いているのか気になります。

ヒヤリハットと街中アート

寒くなってきたので、冬がくる前にと、今日も皇居ランに出かけました。
馬場先門の交差点の長い横断歩道を青信号に従って横断中、突然、左後ろからタクシーが交差点に右折進入し、私の左肩をかすめるようにして目の前を横切りました。
私のジョギングは、かなりゆっくりしたペースなので、すぐに立ち止まって衝突を回避することができ、タクシーは、そのまま走り去りました。
心臓がバクバクするほどのヒヤリハットだったので、「えっ、行っちゃうの?」「歩行者に接触したかもと心配しないのかしら」などとモヤモヤを抱えたまま、ランを再開し、東京駅に到着。

2週間ほど前から、通勤経路の東京駅八重洲北口に、カラフルな絵の通路が登場したので、毎日、眺めています。
今日は、文字が書いてあることに気付き、後で読んでみようと、写真を撮ってみました。
そもそもこの絵は何? と気になり、Googleレンズに尋ねてみたら、与那覇俊さんの《太太太郎》という作品でした。
いつ見ても美しい丸の内駅舎をはじめ、東京駅周辺を散策すると、たくさんのアート作品に遭遇します。
身近な街の中に存在するアートは、毎日接することで、私の日常に溶け込んでくれるのがうれしいです。

ヒヤリハットも、アートとの出会いも、穏やかな休日の一コマでした。

健康診断と東京2025世界陸上と皇居ラン

事業者は、労働安全法第66条に基づき、労働者に対して、医師による健康診断を行わなければならず、また、労働者は、事業者が行なう健康診断を受けなければなりません。
私は、弁護士法人心と雇用契約を結んでおり、毎年10月に健康診断を受けます。
毎年どこかしら基準値を外れる結果が出るため、結果が届くたび、食事、睡眠等、健康的な生活を送るぞと決意します。
ところが、代わり映えしない日々が続き、今年もまた健康診断の日が目前にやってきました。

そういえば、健康維持のためにスポーツジムに入会してから、ずっと外を走っていない。
ついでに、ジムにもろくに行っていない。
室内に置かれたトレッドミル(ランニングマシーン)の上は、景色が変わらず、退屈で、すぐに疲れてしまうのです。
これではジムに入会した意味がありません。

そんな中、テレビ中継の世界陸上に触発されて、涼しくなったし、雨も止んだしと、久しぶりに皇居ランに出かけました。

皇居周辺は、東京都心部でも緑が多く、草木や土の強い香り、芝生に立ち並ぶクロマツ、広い空と流れる雲、時おり通り過ぎる風、秋の虫の鳴き声等、五感に刺激を受けながら走ることができます。
国際色豊かな観光名所なので、おしゃべりや写真撮影に興じるたくさんのツーリストを眺めることも、また愉快です。

いい汗をかき、気分爽快。
よし、また外を走ることにしようと決意するのでした。

オーケストラと騒音性難聴

暑いです。
環境省と気象庁は、今日も17の地域に熱中症警戒アラートを発表し、東京も連日30度を超え、東京都心の6月の真夏日の日数は、統計を取り始めてから最多を更新したそうです。

さて、姪が所属する大学オーケストラの演奏会に行ってきました。
アマチュアといっても立派なホールで迫力のある生音に包まれると、脳に心地よい刺激を受けます。
学生オケならではの時に不揃いな感じもまた楽しく、ふと、弦、木管、金管、打楽器等の音の大きさはどのくらいかと気になりました。

ネットで検索してみると、統一見解がみあたりませんでしたが、おおよその最大音量は、チェロやバイオリン87~90㏈、フルートやクラリネット90~98㏈、ピアノ90~107dB、トロンボーン、ホルン、トランペット106~108㏈、パーカッション110dB、といったところでしょうか。
前回のブログで紹介した日常生活音と比較すると、かなり大きいことが分かります。

オーケストラの団員や演奏家は、職業柄、長時間大きな音に接することにより騒音性難聴になるリスクが指摘されているようです。
騒音性難聴とは、大きな音に長期間さらされて徐々に進行する難聴です。
騒音性難聴は、「著しい騒音にばく露される業務に長期間引続き従事した後に発生したもの」等の要件を満たす場合、労災の対象となり得る業務上疾病に挙げられています(労働基準法施行規則別表第1の2第2号11)。
労災の騒音性難聴の認定基準によると、「著しい騒音を発する場所」とは、①作業者の耳の位置における騒音がおおむね85dB(A)以上である業務をいい、②「長期間」とは、おおむね5年又はこれを超える期間をいいます。
騒音性難聴というと、工事現場で削岩機、エンジンカッター等の手持動力工具を扱う作業が思い浮かびますが、85dBが基準値とされていることからすると、心地よい楽器の音も、f、ff、fff等、強い音が連続すると騒音に当たるのですね。

皇居ランナーの追い抜き

皇居ランに出かけると、涼しくなったこともあって、多くのランナーに遭遇します。

私は、ゆっくり走るので、歩行者を除き、あらゆるランナーに追い抜かれます。

追い抜かれるたび、自転車並みの速さで走るランナーに接触したら負傷するにちがいないと感じます。

私が前方の歩行者を追い越すときは、後方のランナーと接触しないように後方確認してから歩行者の右側に出るのですが、車が車線変更するときのように、ランナー間で合図の方法が決まっていれば便利だなと思います。

追い越すときは声をかけるランナーもいますが、感染対策の観点からは黙って走るべきというご意見もあり、右手を横に出すという手信号が有効でしょうか。