寒くなってきたので、冬がくる前にと、今日も皇居ランに出かけました。
馬場先門の交差点の長い横断歩道を青信号に従って横断中、突然、左後ろからタクシーが交差点に右折進入し、私の左肩をかすめるようにして目の前を横切りました。
私のジョギングは、かなりゆっくりしたペースなので、すぐに立ち止まって衝突を回避することができ、タクシーは、そのまま走り去りました。
心臓がバクバクするほどのヒヤリハットだったので、「えっ、行っちゃうの?」「歩行者に接触したかもと心配しないのかしら」などとモヤモヤを抱えたまま、ランを再開し、東京駅に到着。
2週間ほど前から、通勤経路の東京駅八重洲北口に、カラフルな絵の通路が登場したので、毎日、この上を通って絵を眺めています。
今日は、文字が書いてあることに気付き、後で読んでみようと、写真を撮ってきました。

そもそもこの絵は何? と気になり、Googleレンズに尋ねてみたら、与那覇俊さんの《太太太郎》という作品でした。
文字は、「泣く男」「オレ」「art」「陳腐なる過去」「フランス」「地獄」「世界」等等。
与那覇さんは、「思考・発想・感情・愛・友情など、生きた人間にとって大事なことをひとつの紙に同時存在させています」と仰っています。
身近な街の中に存在するアートは、毎日接することで、私の日常に溶け込んでくれるのがうれしいです。
ヒヤリハットも、アートとの出会いも、穏やかな休日の一コマでした。