医療機関における顧客満足度・その2

交通事故の被害者の方々のお話を伺っていると,病院の医師の対応について不満を感じていることが少なくないようです。

診察までに長く待たせた挙句,患部に触れることもなく,患者の訴えにきちんと耳を傾けず,治療方針について語らず,治るのか治らないのかも不明,この先一体どうしたらよいのか,といった具合です。

こうした医師の診察への不満は,交通事故の被害者に限られません。

通常の傷病での診察においても,あちこちから同じような不満が聞こえてきます。

私自身も,診察の在り方については,もう少し改善されないものかという思いがあります。

だからこそ,良い医師に会ったときは,不安が和らぎ,治ったら,感謝の念でいっぱいになります。

歯科医らに続いて,病院の医師らも,顧客満足度を意識する時代はやってくるのでしょうか。