プール再開

ヒザの負傷から1か月半が経過しました。

そろそろ体を動かしたい。

まずは負担の軽そうな運動からと,2か月ぶりにプールで泳いできました。

ラッキーなことに,プールには私一人だけ。自由に遊べます。

泳いだり,歩いたり,潜ったり,浮いたり,ゆるゆると水と戯れてきました。

以前のように続けて泳ぐことはできなかったので,

リハビリ気分で,少しづつ体力回復を目指します。

裁判官の交代

4月は異動の時期。

裁判官は,国家公務員ですから,その配属先は,全国に及びます。

4月は,裁判官の異動に伴って,裁判の途中で,担当裁判官が変わることがよくあります。

交通事故の裁判では,通院治療費や慰謝料が争点となることも多く,これらの損害額は,客観的な資料から一義的に定まるわけではありません。

担当裁判官の性格や価値観によっても,認定額が変わってくるのです。

そのため,担当裁判官が交代する事件では,後任者の考え方が気になるところです。

今日の裁判では,前任者の提示した和解案をベースにして,なんとか合意に至りました。

和解を成立させたいという気持ちは,多くの裁判官が共通してもっているようですね。

さくら通り

私が勤務する東京駅事務所は,東京駅を出て「さくら通り」を通過した場所にあります。

さくら通りは,その名のとおり,お花見の名所なので,4月初旬の週末は,ブルーシートの即席宴会場がたくさん出現しました。

日々,ハラハラと散りゆく花びらを眺め,今は,葉桜の緑が次第に濃くなっていく様を楽しんでいます。

数日前から,沿道に植えられたツツジが,鮮やかなアザレアピンクの花びらを開き始めました。

そして,夜。

自宅の集合玄関前には,ちょっと前からフリージア,最近は,ライラックやクレマチスの植木鉢が並び,仕事帰りの私を,優しく迎えてくれます。

4月1日

入学,入社,人事異動,新しい生活がスタートする時期ですね。

私の周りでも,大学卒業したてのスタッフを事務所に迎えたり,進行中の事件の裁判官や保険会社の担当者が変わったりと,人の出入りが多くみられます。

昨夜,古い友人から'宝くじに当たった'的なメールが届き,エイプリルフールだと気付きました。

異動やお花見で何かと忙しい4月1日に,彼だけが,毎年欠かさず,可笑しなメールをよこしてきます。

バレンタインやハロウィーンと違って,エイプリルフールはもはや風前の灯。

私は,「サザエさん」で学んだ記憶ですが,最近では,エイプリルフールという風習を知る機会さえないのでしょうか。

通院慰謝料・その3

医師にあまり動くなと言われたものの,仕事柄,裁判所への移動は欠かせません。

私が勤務する事務所は,東京駅に所在するためか,管轄裁判所は,関東一円に及びます。

昨日は千葉地裁,今日は東京地裁の後に横浜地裁,明日は入院中の依頼者との打合せのため水戸へ,といった具合です。

膝のケガはずいぶん良くなったものの,まだ,階段の上り下りができません。

最近の主要な駅は,車いすやベビーカー,キャリーバッグをひく人のために,エレベータや歩行用のスロープが設置されています。あぁ,ありがたい。

とはいえ,階段を避けるために,広い駅の中,エレベータを求めて回り道をすることは,けっこうな時間がかかります。

その上,同行者がいる場合には,私の歩行ペースに付き合わせてしまうことになり,それはそれは申し訳なく感じるのです。

かくして,今日もまた,交通事故の被害者のみなさまの苦痛に思いを致し,被害者にはきちんと通院慰謝料が支払われなければ,と感じるのでした。

早く普通に動けるようになりたい・・・。

通院慰謝料・その2

膝のケガの診察のため,平日の朝,大学病院に行きました。

病院は,朝からたくさんの人で大賑わい。

9時10分の予約でしたが,当然のように待たされ,医師に対面したのは,90分後。

今日は,救急外来で診てもらった医師とは別の医師でした。

救急外来時に撮ったレントゲン写真を見ながら,「うーん,やはり骨にヒビが入っているようですね。」

・・・え,そうなの? 前回は,骨折もヒビもないと言われたのに・・・。

「痛みがとれるまでに,あと1か月くらいはかかるでしょう。それまでは,あまり動かさないように。悪化したら,また病院にきてください。お大事に。」

1か月動くなという,無理難題を言われ,診察は1分で終了。

私には使いこなせなかった松葉杖の返却手続やお会計をすませて,約2時間経過。

さっそく医師の言いつけを破って,急いで勤務先の事務所に駆けつけました。

病院までの移動時間を加えると,通院には,約3時間を要します。

仕事を休まざるを得ない通院事情とはっきりしないケガの行方。

自損事故の私はともかく,今日もまた,交通事故の被害者には,きちんと休業損害と通院慰謝料が支払われなければ,と感じたのでした。

松葉杖と通院慰謝料

昨日,ジョギング中に転んで右ひざを強打しました。ジョギングどころか,歩くこともままならない状態に。

今朝,病院に行ったら,人生初のギプス+松葉杖となりました。

ケガをすると,日常生活に数々の支障が発生しますね。

安静にして歩くなと医師にいわれても,お仕事は休めません。事務所や裁判所への移動は,松葉杖で平気かしら。いつもの何倍もの時間がかかりそう。

ショルダーバッグはもてないので,リュックサック。着られる衣服や靴も制限されます。

診察まで長く待たされるので,今後の通院は,1回につき半日とられてしまいます。

ギプスをしていると,椅子に座って机に向かうことも難しい。

お風呂や着替えにも,手間がかかります。

松葉杖の歩行は,腕や手の力に依存するので,転んだときの手のひらの擦り傷が悪化し,腕は筋肉痛になるという二次被害も発生。

自分で転んだだけでも,こんな具合です。

交通事故で負傷した方々のご苦労には遠く及びませんが,少しだけ身を持って体験しています。

こうした苦痛をお金で解消することはできないものの,交通事故の被害者は,通院慰謝料によってしっかりと賠償されなければならないなと,あらためて感じます。

図らずも,依頼者の方々の,慰謝料の重みを体感することができました。

東京マラソン2016

日曜日に,第10回東京マラソンが開催されましたね。

今年の抽選倍率は,過去最高の11.3倍。一般募集の定員2万7370人に対して,30万8810人が応募したそうです。

たしかに,私の周りにも参加者がちらほら。

姉や友人らは,何年間も落選した末に当選。過去の落選結果が考慮されるのか,単なる確率の問題か。

兄は,10万円以上の寄付が要件となっているチャリティランナー枠で,するっと参加。

取引先のスポンサー枠をもらって,夫婦そろって参加した二人もいました。

私が勤務する東京駅事務所のすぐ近くがコースとなっているため,ちょっと応援に出かけたい気分になります。

ランナーのみなさま,おつかれさまでした。

バレンタイン

2月14日が近付くと,あちこちでバレンタインフェアが開催されます。

チョコレート好きの私にとって,うれしい時期。

世界各国から,著名なショコラティエたちの傑作が,わが街にやってきます。

中でもサロン・デュ・ショコラのラインナップは素晴らしく,毎年,お目当てのチョコレートを手に入れるための争奪戦が繰り広げられます。

かくして今年も,贈り物はそこそこに,自分のために大量のチョコレートを買い込んでおります❤

「英雄」ポロネーズ

仲道郁代さんのピアノ・リサイタルに行きました。

ショパンのワルツにうっとりしていたところ,ラストの「英雄」ポロネーズが圧巻でした。

この曲は,ショパンが祖国ポーランドを讃えるために書いたもので,戦争に苦しむ故郷の人々を大いに勇気づけたそうです。

ショパンは,20才のときポーランドを離れてウイーン・パリに移り住み,39才の若さで息を引き取るまで祖国に戻ることはありませんでした。

自ら異国に身をおきながら,祖国を愛する気持ちは,消えるどころか募っていったのでしょう。

ポロネーズはポーランド独自のリズムですが,国を超えて,時代を超えて,そして信条を超えて,世界中の人々に訴えかける力をもっています。

芯が強い仲道さんの演奏とあいまって,私も勇気づけられました。

上村君事件

裁判のため横浜地裁に行ったら,入口前には,傍聴席を求める方々の列と報道陣が。

後で,多摩川河川敷で上村遼太君が殺害された事件の裁判員裁判の期日だと知りました。

 

裁判員裁判が始まって,法廷内での審理方法は,以前とはまったく変わったといえます。

以前は,裁判官と検事と弁護人にしか理解できないようなやり取りが行われ,傍聴人はもちろんのこと,当の被告人でさえ,彼らの言葉を聞き取ることすら難しいような状況でした。

今は,裁判員に審理の方法や量刑の在り方を理解してもらえるように,裁判官も検察も弁護人も,分かりやすい言葉で,はっきりと,説得的に話すように変わりつつあります。

被告人の言い分は,取調べの際に捜査機関が作成した供述調書によるのではなく,法廷で被告人自身に話してもらうという方法がとられるようになっています。

書面による証拠調べをするときは,検事や弁護人が,そこに何が書いてあって,それが犯罪の認定にどのような意味をもつのかについて説明し,裁判員に納得してもらえるよう努めています。

 

被告人には,憲法によって,公開裁判を受ける権利を保障されています。

裁判員裁判の功罪は議論されているところですが,このような変化に伴い,多数の市民の傍聴にも堪えられるような審理を実現し,ひいては裁判の公開の原則を実質化することにつながりそうです。

選挙

弁護士となるには,全国に52ある弁護士会のいずれかに所属し,弁護士会を束ねる組織である日本弁護士連合会(日弁連)に登録することが法律によって義務づけられています。

こうした仕組みを,強制加入団体といいます。

 

昨日,日弁連の会長選挙と,私が所属する東京弁護士会の役員選挙が行われました。

投票率は,前者が47.18%,後者が58.325%。

日弁連会長(任期2年)の前回の投票率は,46.65%,前々回は,62.28%。

これらの数字を高いとみるか,低いとみるか。

ちなみに,平成26年12月に行われた衆議院議員総選挙では52.66%、平成25年7月に行われた参議院議員通常選挙では52.61%です。

 

ふと,学生時代に,クラス委員や生徒会委員を投票で決めたときのことを思い出しました。

顔の見える候補者たちが,身近なテーマについて,それぞれオリジナルな政策を語ってくれるので,それほど悩むことなく選択していた記憶です。

投票は授業中に行われるので,投票率は95%程度でしょうか。

大人になって広くて複雑な社会に出ると,そう簡単にはいきませんが,ちょっと原点に立ち返るのもよいかもしれません。

弁護士費用特約

近年,自動車保険に弁護士費用特約をつける方が増え,その知名度も上がりつつあります。

交通事故について弁護士費用特約が使えるケースは,保険会社によって異なりますが,意外と広い範囲に及びます。

例えば,契約者自身が車を運転している場合の他にも,タクシー等他人の車に同乗しているときに起きた事故,契約者のご家族が歩行中に車に追突された場合にも,使えることは多いです。

ご自身やご家族が交通事故に遭われた場合には,ぜひとも弁護士特約の有無や内容を確認してみてください。

日弁連ポスター

女優の武井咲さんを起用した日弁連のポスターをご存じでしょうか。

現在,全国の裁判所,法務局,警察署等の公的施設のほか,全国の郵便局,ショッピングモール,主要駅で貼られているそうです。

私が勤務する東京駅事務所に近い,東京駅八重洲北口にもあるはずですが,まだ見たことがありません。探してみます。

弁護士が身近な存在であることを市民のみなさまにアピールする狙いですが,果たしてその効果はいかに。

 

デヴィッド・ボウイ

普段あまり見ないTVのニュースをながめていたら,デビッド・ボウイの写真が。

嫌な予感は当たりました。同じ時代を生きた唯一無二のスターがこの世を去ってしまいました。

次は,北朝鮮の核実験問題。

その次は,家族の遺体を自宅に1年以上放置した事件が2件。

どれも現実味がないけれど,今,この世で起こっているさまざまな現実なのです。

ニューイヤーコンサート2016

明けましておめでとうございます。

ウィーン・フォルクスオーバー交響楽団のニューイヤーコンサートに行きました。

来客の着物姿も目に楽しく,華やかな新年の幕開けです。

オーケストラのみならず,オペレッタあり,舞踊ありの,めまぐるしいほどに多彩で愉快な構成で,あっとういう間の2時間半でした。

ブラボー!

舞台で浴びる喝采の裏にある,弛まぬ厳しい練習の日々に思いを馳せ,自分もかくありたいと願うのでした。

第九

週末,初めての「第九」観賞をしました。
第九といえば,「歓喜の歌」。
これは,欧州の歌とされていますが,日本人の私の心にも響きます。
1時間あまりの短い演目は,凝縮された感動に満ちていて,大いなるパワーをもらいました。

今日も事故に遭われた方が事務所に相談にいらっしゃいます。
第九からもらったパワーを仕事で還元していきたいと思います。

はじめまして。

ブログを始めることになりました。
世に広がるブログですが,はたと「ブログ」って何だろうと思い,検索してみま した。

ブログ(blog)
ウェブ上の記録を意味する「ウェブログ」の略。
個人の日記などを,簡便な方法で作成し,公開することができるウェブサイトの 総称。

なるほど,そうでしたか。
人生初の日記です。よろしくお願いいたします。